突然ですが、皆さんはHSP(ハイパー・センシティブ・パーソン)とは4つの特徴があるってご存知でしたか?
一般的に“人より繊細で、感受性が豊かな人”をHSPと捉えることも多いかと思います。
ですが、実はHSPの人には共通してある特徴が存在します。
それは
①物事を深く考えて行動する |
②刺激に過敏 |
③共感力が非常に高い |
④些細なことにすぐ気づく |
というもの。
これら4つの特徴が全てあわさったものを“HSP”と呼んでいます。
言い換えると人より敏感な人と言ったところです。
だいたい5人に1人くらいの人がこのような特徴にあてはまり“HSP”であるとされています。
意外にもそれほどたくさんの方がHSPであり、日々苦しんでるのです。
基本ベースはこの特徴なのですが、
さらにHSPには4つの種類があるようですので、種類別に紹介いたしますね。
目次
一番スタンダードなのはこのタイプ「内向型HSP」
まずは、「内向型HSP」
こちらは、一番主流なタイプ。
(みなさんはHSPといえばまずこちらを思い浮かべるのでは?)
さきほどいった基本の特徴はもちろんのこと、このタイプは「1人でいることが好き」という大きな特徴が加わります。
人ととの関わりが苦手で1人でなんでも解決したりしようとするために、大きなストレスなどを抱えやすく自己否定を強くしてしまうタイプ。
ただ、自分には厳しいですが、人には優しいです。
またこのタイプの方は割とクリエイティブな才能を持っている人も多い様子。
なので一概には言えませんが、傾向としてはアーティスティックな気質の人がこちらタイプにあてはまるのではないでしょうか。
仲間は好きだけど刺激は苦手なこのタイプ「HSE」
次は、「HSE」
このタイプは“外向型”で人との関わりは好きなんですが、一方で刺激が苦手なようです。
そのため、1人で深く考え込んでしまったりとかしてしまうけど人と協力することで前に進めることも。
人の目を極端に気にしすぎてしまうのもこのタイプの人の特徴と言えるようです。
なので、「人が苦手でひとりでいたい内向型のHSPとは違い、人と一緒にはいたいけど、内に秘めてしまうタイプである様子。
少し矛盾点がある感じがしますが「人は好きなのに決して明るいわけではない」のがある意味特徴的ですね。
刺激は好きだけどその分敏感タイプ「HSS型HSP」
そして次が「HSS型HSP」
“HSS(ハイ・センセーション・シーキング)と言い、こちらの特徴としては「常に刺激を求めているけど敏感な人」のことを指すようです。
やる気はあるのにいろいろ考えてしまい踏み出せない」とか「冷静に見えて実はすごくドキドキして動揺している」などと正反対の特徴があるようです。
特徴が対照的な感じであるため、一見気が強い人のようなイメージに感じますが、実は心が繊細でとても壊れやすいという傾向があるとか。
こちらは人口の6%と言われ、割合としては少なめですが、存在するよう。
この症状の方は対照的な性格に心苦しくなる人も多いようですが、そんな自分も思い切って認めてしまうことが向き合うポイントみたいです。
認めることで自然と心の重荷が軽くなったりするはす。
自分は人と異なっていると苦しむのではなく、「そういう人もいるよね」と自分のことをまずは肯定してみましょう。
このタイプは一見HSPだとまわりから見られず苦労することも多いのではないでしょうか。
人が大好きなのに敏感すぎるタイプ
人が大好きなのに敏感すぎるタイプ「HSS型HSE」
こちらのタイプは人との関わりは得意でよく群たがりますが、
明るく振る舞うような一方で周りを過度に気にしてしまうが故にものすごく疲れやすいというタイプのようです。
人との交流が多い分、きっと心のアンテナもすごく揺れてしまい、ストレスにつながってしまうのかもしれないですね。
社交的なタイプではありますが、すごく些細なことで傷ついてしまうのもこのタイプの特徴みたいです。
こちらもどこか矛盾点があるように思うかもしれませんが、人の気持ちを敏感に感じ取ってしまうHSP特有の症状って感じがしますね。
まとめ
とてもネガティブになってしまうタイプもあれば、ポジティブで明るいけど傷つきやすいといったタイプもあり、
単に「HSP」と言っても様々種類があるということがお分かりいただけたでしょうか。
これらのHSPに関してはそれぞれのタイプに適応した生き方を自分なりに身につけてうまく切り抜けていくことが生きていくポイントだと思います。
HSPについては決して後ろ向きに考えるのではなく前向きに捉えていくことが大事なのではないでしょうか。
このようにHSPと言っても人の性格や個性のようにてんでバラバラ。
そして、その種類によって向き合い方が違うことも。
でも全てに共通しているのは「周りになかなか理解されない」ということ。
そのため改善するには、周りの協力が本当に必須です。
だからこそ自分はどのタイプなのかしっかり理解して改善策を見極め、生活をしていくことが大事なのではないでしょうか。
勝手に自分で判断するのではなく、あくまでも参考にしていただき、一度診断を受けてみることをおすすめします。
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